こんにちは、矢橋です。
今日ご紹介する本はアップルCEO・スティーブ ジョブズ(先日再入院のニュースもあり非常に心配ですが・・・)の講演からそのプレゼンの凄さをひもとく『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼン・人々を惹きつける18の法則』です。
年明けにあった同窓会で約10年ぶりにあったコピーライターの友人が超プッシュしていた本書。中身はプレゼン指南書というよりは、スティーブ・ジョブズが発する言葉に注目した本です。「言葉」を大事にし、彼の発する情熱のかよった言葉がなぜ人々を惹きつけるのかを劇場型といわれる彼のプレゼンを通して解説してあります。
またアップルが目指すデザインと使いやすさが生み出す理想の快適性をiphoneやiMacなどの開発を通じて俯瞰できるので非常にわくわくさせられます。
アップルを使いだしてはや10年ほどたちますが、ジョブズの打ち出すデザインの先にある幸福や快適さにやられているようです。
iphone、ipod、MacbookPro、AppleTV・・・気がつくと自分の周りはアップルに囲まれていました(笑)
こういうモノづくりの姿勢は見習わなければ。とつくづく思いました。
最近まったく更新していなかったLIB-raryですが、年をまたいで久しぶりの更新です。
今日は年末年始で時間もあってか結構本を読む時間もありましたのでその中から一冊ご紹介。
今日ご紹介する本は美術批評家の椹木 野衣さんの『反アート入門』です。
近代以前の神や宗教と寄り添って反映してきた「美術」がある時期を境に「アート」へと変貌していきました。「アート」という概念はそれまでの美術自体の解体や再構築を繰り返しながら美術史に新たな一ページを記しています。近代から現代、近代以前など美術史を交錯させながらバランスの良い美術批評本です。現代アートってわかりにくい・・・と思ってらっしゃるかたには特におすすめの入門書☆
今日は年末年始で時間もあってか結構本を読む時間もありましたのでその中から一冊ご紹介。
今日ご紹介する本は美術批評家の椹木 野衣さんの『反アート入門』です。
近代以前の神や宗教と寄り添って反映してきた「美術」がある時期を境に「アート」へと変貌していきました。「アート」という概念はそれまでの美術自体の解体や再構築を繰り返しながら美術史に新たな一ページを記しています。近代から現代、近代以前など美術史を交錯させながらバランスの良い美術批評本です。現代アートってわかりにくい・・・と思ってらっしゃるかたには特におすすめの入門書☆
こんにちは、矢橋です。
まだまだ残暑が続いていますが、「暑さ寒さも彼岸まで」といいますのでもう少し経てば涼しい季節になることを待ちましょう。
読書の秋ということでLIB-raryには持ってこいの季節。
今日は先日余談としてとりあげました『これからの正義の話をしよう-いまを生き延びるための哲学-』をご紹介。
ハーバード大学教授マイケル・サンデル氏の超人気抗議「正義(Justice)」をもとにした本で、アメリカではベストセラーを記録した一冊。すでに日本でリリースされるや書店でも上位にランクインされる人気ぶりです。
内容は経済・法律・戦争など現代社会(特にアメリカ社会)がかかえる諸問題に潜む、一種独特の歪さを古典から近代の哲学者たちの思想論理と重ね合わせることで解析する本。
「自由」や「正義」という一見頑丈な理論武装がもつ危うさを非常に分かりやすくエスコートしてくれる本書。より多くの「自由」や「正義」が叫ばれる時代になった現代において、どのように世界を俯瞰すればよいか、誰のための「自由」や「正義」なのかを考えさせられる非常によくできた本です。
おすすめです。
まだまだ残暑が続いていますが、「暑さ寒さも彼岸まで」といいますのでもう少し経てば涼しい季節になることを待ちましょう。
読書の秋ということでLIB-raryには持ってこいの季節。
今日は先日余談としてとりあげました『これからの正義の話をしよう-いまを生き延びるための哲学-』をご紹介。
ハーバード大学教授マイケル・サンデル氏の超人気抗議「正義(Justice)」をもとにした本で、アメリカではベストセラーを記録した一冊。すでに日本でリリースされるや書店でも上位にランクインされる人気ぶりです。
内容は経済・法律・戦争など現代社会(特にアメリカ社会)がかかえる諸問題に潜む、一種独特の歪さを古典から近代の哲学者たちの思想論理と重ね合わせることで解析する本。
「自由」や「正義」という一見頑丈な理論武装がもつ危うさを非常に分かりやすくエスコートしてくれる本書。より多くの「自由」や「正義」が叫ばれる時代になった現代において、どのように世界を俯瞰すればよいか、誰のための「自由」や「正義」なのかを考えさせられる非常によくできた本です。
おすすめです。