LIB Cinama Journal 9月&10月号

Author : yabashi_LIB Cinema Journal | TimeStamp : 13:58 | - | -

先月先延ばしにしていたこの企画もやっとアップできます;
本数は伸びませんでしたが、内容の濃いラインナップになっています。
では早速ご紹介。

『ブルーバレンタイン』


幸せ崩壊物というジャンルがあれば間違いなくクラシックの領域に入る逸脱の一本。似たような内容で思い起こすのが去年ご紹介した『レボリューショナリーロード』。監督が11年の歳月を掛け脚本を練り上げた本作、脚本・構成・演出どれをとっても抜け目なし。
今と過去、をうまく織り交ぜながらクライマックスで爆発させる手法、最新デジタルカメラREDを巧みに物語の演出と絡めている点も◎。こだわりからくる撮影秘話も書ききれないほど数多くあるみたいですので気になる方は検索してみると面白いですよ。
「愛」はどうしてこんなにももろくてはかなく、でもすばらしいのかを見せ付ける本作、おすすめです。
ただ・・・一人でみてください(笑)

『ブラックスワン』


前作『レスラー』でミッキー・ロークを復活させ、今作ではナタリー・ポートマンを復活させたヤクルト時代の野村監督さながらの再生工場ぶりにやはり只者ではないこの監督。
内容も『レオン』で喝采を浴びながらも「マチルダ」としてのイメージに苦悩しなかなか躍進できないナタリー・ポートトマンのドキュメンタリーじゃないかと見まがうほどのシンクロ度。クライマックスに近づくにつれ分離していく主人公のダークサイドを非常に(ほんとに上手い)力の入った演技で占めてくれます。
そしてアカデミー主演女優賞という栄光で締めくくったことがまたすばらしいクライマックス。お見事です。

『ヒアアフター』


ここ最近、(というかずっと 笑)無骨な作品をとり続けているクリント・イーストウッド監督最新作。しかし今回はSF?ということでかなり不安になってましたが、蓋をあけてみてびっくり!賛否両論ありますが、結構好きな映画です。
主人公が霊能力者という特別な設定にはなっていますが、物語を通じて描かれる主題はすごく普遍的なテーマだったりもします。実はこの映画、恋愛映画なんです。そこで発揮される毎回おなじみの表情や動き・しぐさで心境を表現する彼の映画手法は恋愛映画にすごく愛称がいいことがわかりました。

『月に囚われた男』


とても哀しく、とても切なく、でもどこか美しいSF作品。たぶんこれが長編映画デビューとなるダンカン・ジョーンズ監督。映画の緩急のつけ方やそのなかでも僅かな緊張の持続をさせるやり方はいぶし銀の領域。
冒頭ではスターシップ内の生活がちょっとかっこよかったりするんですが、少しずつ真実が浮き彫りになってくると、さっきまでかっこよかったスターシップが恐怖の館にしか見えなくなっていく様子を非常に上手くそして渋く表現しきっている本作。クライマックスも納得の一本、おすすめです。

『BIUTIFL』


この映画はずーーーっと心待ちにしていたこともあって公開初日に駆け込んできました。余命を宣告された主人公の人生の終わりまでの物語。この物語のアクセントになっているのが、彼が死者と話せる霊能力者であるということ。この設定が彼の死と生に本当の「美しさ」とは何たるかを問う非常に大きなきっかけをつくる。現実の世界では「いい」と思っていたことが実は「悪く」、「美しい」と思っていたことが実は「醜く」、まるで正反対の結果をもたらすことがある。それを死を目前に見つめ本当の美しさとは何たるか・・・
それは単なる言葉の「Beautiful」ではなく彼が思う(獲得する)「Biutiful」につながっていく。
見る人によってはつまらない男の最後に見えるかもしれない、ただそこに気づくと非常に深く哀しく、そして美しい作品であることがわかります。

今月は5本なので

あと13本!

2ヶ月で13本・・・おしりに火がついてきました;

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